イギリスで買い付けました、Picquot Ware ピコーウェアのコーヒーポットです。
定番モデルの後期のデザインのものです。よりシンプルに、よりモダンなデザインへと改良され時代を反映したスタイリッシュなデザインになっています。
デザインだけではなく、厚みのあるアルミダイキャストの本体は保温性にも優れていいて、ゆっくりとティータイムを過ごすことができます。
ピコーウェアが誕生したのは1938年。当時アルミ加工の先端技術を持っていたメーカーによって生産され始めました。
マーガレット・ハウエルのプロデュースにより人気が再燃しましたが、残念ながら2016年にメーカーもブランドも長い歴史に幕を閉じてしまいました。
本当に素晴らしいデザインだと思います。。。
アルミにマグネシウムを混ぜたマグネリウムという素材は銀のような輝きを持ち、しかも曇りにくく魅力的な素材です。
ハンドルは楓の木が使われています。
戦時中、一時生産はストップしていたものの戦後再び生産が始まり、50年代にはその前衛的でスタイリッシュなデザインでヒット商品となり、イギリスのミッドセンチュリーデザインの代表の一つとして現在でも中古市場で人気のある商品です。
写真でご確認いただけますように外観は経年の使用による細かな傷が少しありますが、全体的に目立つダメージの無い良いコンディションです。
ピコーウェアは火にかけられますが、アルミを使用した素材なので電磁調理器(IH)では使用できません。
経年変化でくすんだ姿も素敵ですが、金属磨きなどで磨けばまたピカピカになります。
新しく商品が生産されることが完全に無くなり、イギリスでも価格がものすごい勢いで高騰しています。
状態の良いものは少なくなってきていますので、ぜひこの機会にどうぞ。。。
高さ・・・約19cm、容量・・・約850ml(6杯分)
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